寺院広報ブログ

イズ・アソシエイツが寺院の皆様とのふれあいで得ることのできた貴重な体験、感動エピソード、広報のヒントなどを取り上げていきます。

2012年11月30日 【感想・エピソード】

調べてビックリ釈迦如来坐像

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和歌山県日高川町の道成寺が所蔵する南北朝時代(14世紀)の作とされていた県指定文化財の釈迦如来坐像(ざぞう)が、木の年輪幅から年代を割り出す「年輪年代測定」の結果、両手は奈良時代後半(8世紀後半)に製作された可能性が高いことが分かり、県文化財センターが今月20日に発表しました。

 
これまで南北朝時代の作とされていましたが、年輪年代測定の第一人者、光谷拓実(みつたに・たくみ)・奈良文化財研究所客員研究員が両手の年輪幅を調べた結果、右手首は722年以降、左手首は721年以降に伐採された同じヒノキで作られたことが判明しました。
 
長田教授は「手は外しやすく、頭部や胴体は修理できないほど傷んでいた可能性がある」と指摘。
鎌倉時代に新たに作り直された後、奈良時代の手が見つかり、はめ込まれたと推測しています。
 
科学の目によって一気に約600年もさかのぼり、仏教美術史上、きわめて異例な調査成果となったようです。 
 

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